この涙は一体何?

なんで今出てくるの?

考えても分からない

今は泣いちゃダメだと思っても

いや思うほどに涙目になる

なのに泣くことまではできない

なんでなんだろう

 

もしかしたら心の声にならない叫びなのかもしれない

我慢しようしようとして叫びをあげられなくなったのかもしれない

本当は辛い、苦しい

本当は叫びたい

助けて欲しいと

でもどう辛いのか

どう苦しいのか

どう助けてもらいたいのかも分からない…

本当は辛くも苦しくもなくて

本当は叫びたいわけではないのかもしれない

ただ自分に酔っているだけなのかもしれない

周りから少し言われただけでそう思ってしまう自分が嫌い

大丈夫

上も下も誰かと比べてもキリがない

 

でもね比べずにはいられない

気がついたら比べてしまう

そして自分はダメだと思って落ち込む

それと同時に自分はまだ大丈夫

そんな風に思ってしまう

 

大丈夫

自分はまだ生きたい時があるから

自分はまだ、寝れているから

自分はまだ、明るく振る舞えているはずだから

自分はまだ、笑える時があるから

自分はまだ、楽しい時があるから

自分は…

鋼のメンタル

𓏸𓏸って鋼メンタルだね

そんな風に言われたら、この辛さ隠すしかない

辛くないように見せなきゃ行けなくなる

 

本当は毎日が辛いのに苦しいのに

消えてしまいたいのに

 

それを悟られまいとしてクラスメイトと話す時は気丈に振舞った

 

"助けて"がいえなかった

幸せって

幸せってなんだろう

ご飯を食べることが幸せ?

本を読むことが幸せ?

それともそれとも誰かと喋ることが幸せ?

きっと人によって何が幸せかは変わってくる

でもね、一つだけ言えることがある

それは君が幸せなら僕も幸せってこと

ループ

自分なんか

そんな風に考えてしまう毎日

何度も怒られた

でもその度に自分なんかと考えてしまう自分がいた

そんなふうに考えたくないのに考えちゃいけないのに

そう思えば思うほどに考えてしまう

自分はダメな人間

そんな風に考えて、考えてしまった自分を責めて、また考えてしまう

 

この負のループから抜け出すにはどうすれば良いのだろう

暗闇の中で

君は今日も暗闇の中で藻掻く

 

得体の知れない恐怖に襲われながら

得体の知れない、底知れない辛さを抱えながら

 

周りと比べ、周りと違う自分に落胆し焦り

休んでしまったことに落ち込み

自分を責めたてている

 

僕は思うんだ

そんな君も美しいって

輝いてるって

 

目の前が真っ暗だろうと必死に生きる

それがどれだけ凄いことか

自分ではそれを、その頑張りを認めてあげるのはとても難しいかもしれない

周りも認めてくれない人もいるかもしれない

だからこそ

僕は君のことを認めて

受け止めて

君の居場所のひとつになりたい

もう疲れたよ

 

そんな風にぽつりと呟いてみた

 

別に何かあった訳では無い

なのに体が、心が鉛のように重く感じるんだ

これはきっと荷物のせいじゃない

 

頭が痛く、肩が痛く、足腰が痛く

そして心が痛い

声にならない悲鳴をあげている

 

だからどうした

そんな風に自分に鞭打って今日も行く